2019/08/04

ペンギン・ハイウェイ


8/4
いろいろひと段落し時間に余裕ができたので、8月はなるべく創作物に触れるという目標を立てた。
そこで思ったのが、小説を読もう!ということである。

小・中学生の時は図書館で小説を読み漁っていたが、もうすっかり本を読まなくなってしまった。
小説を読むのがいつぶりになるのか思い出せない。

81日、ふらっと本屋に行っていろんな本を見ていたが、気になったのが「ペンギン・ハイウェイ」である。作者は「夜は短し歩けよ乙女」等で有名な森見登美彦さんである。

ペンギン・ハイウェイは映画化されたが、私は見たことがない。
しかし先月、映画「天気の子」を見たのだが、ペンギン・ハイウェイを見たことがある人に「ペンギン・ハイウェイに似てる」と言われて気になってはいたのだ。
私はSF小説に敷居の高さを感じていたのだが、私の周りにはSF小説が好きな人もペンギンが好きな人もいるし、少し前にSF漫画(彼方のアストラ)を読んで面白かったこともあり、思い切ってペンギン・ハイウェイを読むことに決めた。

久しぶりに読むため、本を読むペースがどのくらいになるか自分でもわからなかった。
私は文章を読むのが遅い方で、集中力もなく、一ヶ月で読み切れればいいかなと思っていたのだが。

3日間で読み終わってしまった。

小説というものは怖い。続きが気になってついつい本を開いてしまう。
家でも、通勤中も、職場でも、ひたすら読んでしまった。
ペンギン・ハイウェイの文章・内容がわかりやすかったというのもあるだろう。

不思議で綺麗ないろんな情景が描かれていて、これは確かに映像にしたら綺麗だろうなと思った。
知的好奇心に溢れた子供達が、死とは?世界とは?考える様子を見て私もわくわくした。
純粋に面白かったが、散りばめられた謎に対する考察がうまくできないのが歯がゆい。
皆さんにも読んでもらって、独自の解釈を聞きたいものである。

小説を読みきると、次はどんな小説を読もうかなと考えてしまう。
ただ、私はいろいろなものをおざなりにして小説に時間を使ってしまうことがわかったので、もうちょっと間を空けて次の作品を読もうと思う。

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